「もっと価値を高めたい!」
「価値ある存在になり、会社で一目置かれたい」
「希少性を獲得して転職したい」
そんな風に考えているビジネスパーソンは多いのではないでしょうか?

私も価値を高めたい一人です。
価値を高める目的は何ですか?
インターネットで検索すると、「市場価値」や「転職」といったワードが上位に表示されますので、転職を目的に価値を高める人が多いのではないかと感じています。
今回は転職ではなく、長い人生の中での価値ある人材になるには、というテーマでお話しします。
日本は成熟社会に突入し、終身雇用は崩壊していると言われています。
従来の成長社会の様に、周りと同じことをしていれば成果が出るわけでもありません。
成熟社会においては多様性が重視されており、
- 自分の価値を高め、個性を発揮し、強みを発揮する
- 自分にしかできないスキルを獲得し、希少性を発揮する
- 会社や世間から求められる人材になる
この姿こそがこれからの人生100年時代を生きていくうえでの理想像であると言えるのではないでしょうか。
- 価値のある人材とは?
- 価値のある人材になるためには?
- 価値を上げて希少性を獲得する!
価値ある人材とは
明確に定義があるわけではないと思いますが、周りから求められる以上のスキルを持っている、会社が手放したくないような人材の事ではないでしょうか。
自分が人事部の採用担当だったらと考えた時に、
- 何らかの専門性の高いスキルを持っている人材と
- 特に専門性の無いどこにでもいるような人材
どちらを採用しますか?
当然前者ですよね。
なので、他人から見て価値がある!と思われることが、価値ある人材なのではないでしょうか。
では、価値ある人材になるためには、資格を取得したり、専門性の高いスキルを磨かなければいけないのでしょうか?
仕事上必要であればそのような勉強は必要です。
しかし、特に必要でなければわざわざ時間をかけてとる必要もない、という選択肢もあります。
ではどのように価値ある人材になれば良いのでしょうか?
価値ある人材になるために
まず自身の理解を深めることから始めた方が良さそうです。
皆様は自身の強みを把握できていますか?
日本人は弱みを克服し、壁を乗り越えた!という成功体験を大事にしますよね。
しかし、弱みってなかなか克服できません。
私も30代後半ですが、30年以上も生きてきて弱みを克服できないことの方が多いです。
弱みを克服することに時間を割いた方が良いのでしょうか?
私は、弱みを克服する事に時間を割くよりも、強みをさらに磨いた方が良いと思っています。
価値ある人材とは、専門性の高いスキルや資格がある人の事だけではないと考えます。
例えば、
雑用を全力で取り組む人、コピーやお茶出しなどにも全力で取り組む人
は価値が高いと言えませんか?
お茶を出す際、ただお客さんにお茶を出す人と、相手の事を気遣いながら出す人。
当然後者の方が価値が高いですよね?
価値ある人材というのは、この様に当たり前の事を積み上げて行き、
お茶出しと言えば〇〇さん
コピーを頼んだら〇〇くんは早くて製本までしてくれて気が利く!
など、期待以上の行動をすることで価値を高めていくことも出来るはずです。
英語を勉強したり資格を取ることも大事です。
しかし英語が話せるからと言って仕事能力が高い人だとも言えません。
価値を上げるという事は専門性を磨くことだけでなく、自分の強みを磨くことで価値を上げることが出来るのです。
私は分析するのが好きで、職場内メンバーの行動や成果を分析してまとめたものを配信します。
誰に頼まれたわけでなく自分でやっています。
自己満足と言われてしまうかもしれませんが、ただ分析するだけでなく、チームが前向きになる情報発信を心がけています。
色々と企画するのも好きです。
例えば、職場の歓送迎会やBBQなどのイベントでは率先して幹事を務めてきました。
送別会用が盛り上がるように、時間をかけて動画を作ったこともあります。
これも誰に頼まれたとかいうわけではありません。
この様にすると、かなり職場内や上司の人たちからも評判でしたし、喜んでくれることが自分の喜びにもなっていました。
これも価値を高める行動ではないかと思ってます。
希少性を獲得する
藤原和博さんの著書「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」をご紹介致します。
本の中には、「100人に1人の存在になることを目指しましょう」と書かれています。
100人の1人になるには1万時間をかければなれると書かれています。
そして次の分野で100人に1人、ほかの分野で100人に1人
すると、100万人に1人の存在になれると言うのです。
興味のある方は是非、本をご覧ください。
まずは100人に一人を目指すべく、同じ職場、営業所、部署などの1位から目指すことが良いかもしれません。
これなら誰にも負けない!ということを作りましょう。
もし、上司や先輩から仕事を振られたら、我先に受けるということも大事かもしれません。
あいつは仕事を受けてくれて助かる、しかも全力で取り組んでくれる。
この様な評判が職場全体に徐々に広がり、価値は高まります。
もちろん、自身の仕事量もあるので、そこは見極めながらです。
ホリエモンこと堀江貴文さんも、スキルがなくてもとにかく仕事を受けて、それから勉強をして仕事に取り組むという事を繰り返していたそうです。
このような積み重ねが、いつしか大きな、あなた自身の価値が高まり、気づけば希少性を獲得できているのかもしれません。
私自身も、周りが嫌がる仕事を引き受けるようにしております。
若い後輩や同僚たちは「めんどくさいから」や「忙しいから」などと言って断っているのは、自身の価値を高める行為でなく、折角の成長機会を損失してもったいないなと感じる事もあります。
まとめ
- 価値ある人材とは、専門性の高いスキルや資格がある人だけではない
- 誰でも価値ある存在になれる!
- 自分の強みを磨いて、価値を高めよう
- 気づけば希少性が獲得できている
今回は、人生の中で価値の高い人材、というテーマでお話し致しました。
価値を上げるべく奮闘されているビジネスパーソンの皆様の一助となれば幸いです。
私は朝活で自分磨きの時間を作っています。
もし朝活をされていない方がいれば、こちらの記事もご参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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